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響きをテーマに自然・宙・人間を祈りながら描く 90歳の現役油彩画家 石川 静が 個展成功を機にネットでの販売を開始

2026-10-07 13:00:00
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三鷹市在住の90歳現役の油彩画家石川 静(いしかわ・しず/販売代理:有限会社シン)は、インターネットでの作品販売を本日から開始しました。

サイトURL: https://shizuart.base.shop/

石川 静は、響きをテーマに自然と人間、宇宙と人間の協調を祈りながら描き、90歳の現在も新作に挑み続けています。昔話、古事記の物語や宇宙の謎から着想した作品が特徴となっています。家族をテーマにした「ふくろう」シリーズ、フラメンコダンサーの一瞬をとらえた「バイラオーラ」シリーズ。「富士山」シリーズでは、「賛歌」「歓喜」「奏でる」といった心象作品もあります。昨年から意欲的に取り組んでいる新作で宇宙をテーマにした「宙(ちゅう)」シリーズも加わりました。

今年3月に三鷹市で開催した個展では、5日間でInstagramなどを通して350人以上が来場。作品を観た方々から「パワフル」「エネルギーをもらった」「色が素晴らしい」「命を感じる」といったコメントが寄せられました。

個展開催の成功を機に石川 静はネットでの販売を始めることになりました。これまでの人生を振り返りつつ、作品を手放す決意を次のように語っています。

石川 静のコメント

個展でこんなに多くの方に喜んでいただけるなんて思わなかったわ。みなさんが作品をみて元気になる、とおっしゃるので販売サイトで公に売ってみてもいいかなと思うようになったの。今までは知人に販売する程度でしたし、個展会場では38点しか展示していなかったから。
ふくろうは、東日本大震災の時、福が来ますように、と祈りながらふくろう家族を描きはじめましたのよ。皆さんのそばに置いて福を呼び込んでほしい。

「バイラオーラ(フラメンコ)」は特に踊り手さんからの評判がいい。自分が60歳からフラメンコを習い始めてから、体の動きがわかるようになって踊る姿が描けるようになった。体感のリズムを絵にしているっていう感じかしらね。フラメンコの絵は少なくて手放すのは躊躇してしまうけれど、手元に飾っていただいて情熱を感じてもらえるとそれはそれで嬉しいわ。まだ、私はフラメンコも現役で踊っているから、これからも描けると思う。

富士山はそのままそこにあるだけでも美しいし誰もが描きたくなる。私は霊山としての富士山を描きたかった。富士山に心象を重ねていった。「富嶽朱映」完成までずっと赤色と格闘。ここで出た赤色が突破口。「富士観音」で祈りの世界を、「歓喜」で生きる喜び。富士山シリーズはF10サイズ(530mm×455mm)なのだけれど、小さいF3サイズ(220mm×280mm)でも世界観が出せるかなと思いながら制作してみましたの。小さくても額に入れると品格が出るから、壁の色に合わせて素敵な額に入れて飾ってほしい。値決めを聞かれるのだけれど、構図に一工夫、受賞した作品、評判がいい作品は少し高めで設定してますのよ。

宙シリーズは、富士山から天空のドラマが浮かんで宇宙まで広がった。宇宙の本を読みながら文字から空想して描いている。「フリーエネルギー」というパワーをテーマにしたり、「創生」という天地創造を描いたり。私も相当エネルギーを吹き込むからF30(910mm×727mm)など大きいサイズの作品が多くなるわね。飾るならパワーを溢れさせたい場所がお勧めね。
大型作品は販売用には向かないからどうしようかしらね。三鷹市の図書館に大きな作品を長期貸し出しはしているからそういった方法もあるかしら。アイディアが欲しいわ。

本当は美大に行きたかったのよ。でも美大に行ったら親からグレるとかなんとか言われて。結局短大に行って、三菱電機に入って社内恋愛で結婚したのが21歳、子供を3人産んで一見幸せそうでしょ。でも夫は人前で私が意見を言うことを許さない。自分の中で何かが溜まってきてしまったのかな。絵を始めたら自分の世界ができた。夫が浮気しても自分の世界に没頭できる場所ができたのね。それからどんどん大きな作品に挑戦してとうとう身長と同じような100号サイズ(1620mm×1303mm)まで描くようになったのよ。

物の形をとらえて配置を決めるが難しいのよね。風景や花、静物は構図が命。一瞬にして構図を決めないといけない。構図の勉強には苦労したわ。デッサンが基本だから今でもデッサン会には通っていて裸婦デッサンはやっている。会ではもう私が一番のおばあさんだけど。子供が独立したら夫はもう何も言わなくなって、夫も退職後は写真に没頭し始めたから何となくわかるようになってくれたかな。

構図で格闘したと言えば、「レクイエム(鎮魂歌)」。闘牛とスペイン内乱と私の人生を重ねた100号の作品。牛の骨はこの絵に達するまで100頭くらい描いていろんな構図も試して何度も格闘。やっとできた作品を二紀会に出したら、「美大出てないのにこんな絵を描けるわけがない」と言われて評価外となったと聞いた。それでいて翌年には似たような構図の絵が入選したのよ。悔しかった。夫との関係がうまくいかなくなった頃とも重なる。迫力あるって言われるのは嬉しいけれど、個人的には今でもこれを見ると、自分の人生が重なって見えて涙が出てしまう。この絵が評価されたのは80歳になってMAF展に出展して厚生労働大臣賞を受賞した時。30年も封印された作品だった。この後はひっきりなしにあちこちから声がかかるようになったの。なんてことをInstagramとかいう媒体で発信したら(孫ですが)、80万回以上再生されているというから自分でもびっくり。長生きしてよかった。辛い涙が嬉しい涙に変わった。

この作品後は評価されようといった気持ちから自由になることにした。古事記、民話をモチーフにすることにしたの。「潮騒の詩」は、浦島太郎が竜宮城で見た庭。「舞い降りた天女」は羽衣伝説から。「絆」は、東日本大震災をきっかけに日本人は絆を大事にして助け合いをする姿が美しいと感じたからキャンバスに描いた。「集会」は原発事故で海が汚染される中で貝の立場に立ってみた。魚みたいに泳いで逃げられない、ここで海を浄化しようと話し合っている。荒唐無稽かもしれないけど、思いつくまま、感じるまま、響くまま描く。

辛いことや悲しいことがあっても祈る、本を読んで学び感じ続ける、表現し続ける。そしていずれそれが喜びに変わる。そんな思いが1つ1つの作品に込められている。どうぞ皆さんのそばに私の作品を置いて楽しんでください。

・作品評論は過去のプレスリリースを参照
https://www.atpress.ne.jp/news/568797

【石川 静 略歴】画家/日本美術家連盟会員
東京都出身。1935年生まれ。三鷹市在住。実践女子学園短期大学部家政学科卒業。三菱電機に入社し、広報を担当。結婚を機に退職し3人の子供を出産。夫の転勤で名古屋に移転したが、人生の行き詰まりを感じて絵画教室にて38歳の頃から油絵を始める。1975年に東京に戻った後、洋画家の梶進氏に師事、基本を学ぶ。気持ちを色や構図で表したいと考え抽象画を始める。日伊友の会にて出会った洋画家の澤田俊一氏と美術史家の中森義宗氏から刺激を受けた。1986年、1987年に二紀会出展。1989年、初の個展開催。1990年頃から海外での展覧会に出展。2015年「鎮魂歌」がMAF展(第42回)にて厚生労働大臣賞受賞。エコール・ド・パリ国際芸術賞(2017)、AMSC スペイン本部芸術家ゴールド大賞(2019)等国内外での受賞多数。三鷹市在住63年であり、今年90歳となる現在も独身生活を楽しみつつ精力的に作家としての活動を続けている。

国際美術審議会会員/国立シャガール美術館会員(仏)/ピカソ美術館会員(仏)/英国王立美術家協会会員

公式サイト: https://ishikawakeiko.net/ishikawashizu/
Instagram : https://www.instagram.com/ishikawashizu/?hl=ja