株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、『大谷吉継の終わらない関ケ原』(白蔵盈太著/税込定価979円)を2026年7月8日に発売します。著者は、『実は、拙者は。』で啓文堂書店時代小説文庫大賞を受賞した白蔵盈太氏です。本作では、タイムリープしながら、関ケ原合戦を何度もやり直す大谷吉継を主人公に、友情や成長、組織改革の難しさを描きます。関ケ原の戦いを知らない人はもちろん、重厚な歴史描写で戦国史ファンも納得の「新感覚歴史エンターテインメント小説」です。
「関ケ原の戦いはつまらない」と公言する著者が挑んだ究極の「歴史のif」
白蔵氏は、数々の歴史時代小説を手がける中で、「従来の枠組みでは、これ以上面白い作品は書けないのではないか」という壁に直面していました。そんな中でたどり着いたアイデアが“タイムループ関ケ原”。「関ケ原の戦いはつまらない」と公言してきた白蔵氏が、自らその固定観念を覆すべく執筆したのが新刊『大谷吉継の終わらない関ケ原』です。物語の主人公は、石田三成の盟友・大谷吉継。関ケ原で敗れた吉継が3年前へとタイムリープ、三成を勝利へ導くため何度も合戦をやり直す、歴史の「もしも」を大胆に描いた、究極の「歴史if小説」です。SF的な設定を取り入れながらも、歴史的なディテールは丁寧に描写することで、戦国史ファンの考察心をくすぐるストーリーが展開されます。さらに、最後に明かされるタイムループの理由には、「予想外の結末まで一気読みの戦国エンタメ!」と、書店員からも絶賛の声が寄せられています。
あらすじと読みどころ
石田三成の盟友として知られる大谷吉継は関ケ原合戦で、裏切った小早川軍を相手に奮戦の末切腹する。そこへデウスが現われ、三成を勝たせるために3年前へ戻ってやり直すことになるが、またしても敗れ……。その終わりなき戦いは5度に及び、そのたびに吉継は切腹が上手くなっていく──。
【読みどころ】
①関ケ原を知らなくても楽しめる“歴史入門小説”
本作は、「関ケ原の戦いを知らない人でも最後まで読める」ことを目指して執筆されました。物語を追ううちに、関ケ原合戦の経緯や当時の政治状況が自然と理解できる構成となっており、歴史初心者でも無理なく楽しめます。
②大谷吉継と石田三成の絆を描く感動の物語
主人公・大谷吉継が、盟友である石田三成を救うために何度も運命に立ち向かいます。繰り返される敗北の中でも諦めず挑戦を続ける姿を通して、友情や信念、人としての成長が描かれます。
③タイムループ&本格歴史小説の新感覚エンターテインメント
全知全能のデウスの力によって過去へ戻るタイムループ設定を採用しながらも、歴史考証を丁寧に積み重ねています。史実とは異なる展開を描きつつも、歴史ファンが納得できるリアリティを備えた、新感覚の歴史エンターテインメント作品です。
著者プロフィール
白蔵盈太(しろくら えいた)
1978年、埼玉県生まれ。第3 回歴史文芸賞最優秀賞を受賞し、2021年、『あの日、松の廊下で』(原題:『松の廊下でつかまえて』)で作家デビュー。2024年、『実は、拙者は。』で啓文堂書店時代小説文庫大賞を受賞。著書に『みぎての左甚五郎』『一遍踊って死んでみな』『関ケ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手』『桶狭間で死ぬ義元』『義経じゃないほうの源平合戦』『画狂老人卍 葛飾北斎の数奇なる日乗』などがある。
書誌情報
タイトル:大谷吉継の終わらない関ケ原
著者:白蔵盈太
判型・製本:文庫判並製
定価:979円(税込)
発売日:2026年7月8日
レーベル:PHP文芸文庫
発売元:PHP研究所