豊丸産業株式会社は、株式会社好生館プロジェクトのサポートのもと実施している学生インターンシップの取り組みとして、2026年9月11日、学校法人 名古屋龍谷学園 西別院幼稚園にて、TANOを活用した親子参加型イベント「夏だ!祭りだ!みんなでTANO!~チャレンジフェス~」を開催しました。
今回イベントを企画したのは、南山大学 経済学部経済学科2年の小野詩織さん。2026年6月から9月までのインターンシップを通じて、初めてイベント企画に挑戦しました。
当日は園児35名、保護者19名の計54名が参加しました。
■園児42名の塗り絵をゲーム化。「描く」から「身体を動かす」へ
今回のイベントの目玉は、園児42名が描いた42枚の魚の塗り絵をTANOのゲームに取り込んだことです。
小野さんがデザインした魚の塗り絵を事前に園児へ配布し、それぞれが自由に色付けした作品をデジタルデータ化。当日は、自分や友達が描いた魚が登場する「魚釣りゲーム」を、身体を動かしながら親子で楽しみました。
さらに、保護者8名にもその場で自由にキャラクターを描いてもらい、そのイラストを即座にゲームへ反映。ゲームの進行に合わせて次々とキャラクターが登場すると、「次は何が出るの?」「これはあのキャラクターだ!」といった声が上がり、会場は盛り上がりました。
「おえかき」というアナログな体験と、TANOというデジタルコンテンツを組み合わせ、親子が同じ体験を共有する。 今回のイベントでは、子どもが遊び、大人が見守るのではなく、親子が一緒につくり、一緒に身体を動かすことを目指しました。イベントチラシでも「自分がかいた絵が出てくるゲームであそぼう!」「家族で協力してからだを動かしながらゲームをしよう」を企画の柱としていました。
■保護者・先生のアンケートでも、親子参加と身体活動を評価
イベント後に実施したアンケートでは、保護者19名全員が「子どもと一緒に身体を動かすことができた」「子どもと一緒に身体を動かすことを楽しいと感じた」と回答しました。
また、「TANOは子どもが楽しみながら身体を動かすきっかけづくりに効果的」「年齢や体力に関係なく無理なく楽しめた」についても、回答者18名全員が肯定的に評価しました。
先生3名へのアンケートでも、全員が「子どもたちは自発的・積極的に身体を動かしていた」「運動の得意・不得意に関係なく楽しんでいた」と回答。普段運動に消極的な子や苦手な子についても、3名全員が自発的・積極的に参加していたと評価しました。
今回、小野さんが企画する上で重視したのは、子どもたちに「運動をさせる」ことではなく、「遊びとして主体的に参加した結果、自然と身体を動かしていた」状態をつくることでした。
小野さんは振り返りの中で、「何が正解かではなく、何をすれば楽しいかを軸に考えた」と話しています。
■初めてのイベント企画を、周囲と協力しながら形に
小野さんにとって、今回が初めてのイベント企画でした。
株式会社好生館プロジェクトは、企画経験のない小野さんに対して答えを与えるのではなく、迷ったときには手を差し伸べながらも、基本的には小野さん自身が考え、企画を構築できるようサポートしました。
タイムスケジュールの作成、親子が参加しやすい企画づくり、参加者が主体的に楽しめる仕掛けなどを、周囲と意見を交わしながら具体化。小野さんは4カ月間を振り返り、
「一人で考えるのではなく、周囲と共有しながら形にすること、周囲の意見を聞きながら力を借りることの重要性を理解しました」
と話しました。
豊丸産業としても、会議を重ねるごとに主体的に発言する姿が増え、イベント当日も参加者の前で堂々と進行する姿に大きな成長を感じました。
■高齢者福祉から、子ども・親子・多世代へ
西別院幼稚園には昨年夏にも、暑さで屋外活動が難しい時期に、室内で楽しみながら身体を動かすことができるTANOの可能性を探るため、実証にご協力いただきました。
今年はそこから一歩進め、子どもや保護者自身がコンテンツづくりに関わるイベントへ発展しました。
豊丸産業ではこれまで、TANOや「エアロビックトレパチ!」などを通じて、高齢者のフレイル予防やレクリエーションを中心に取り組んできました。一方で、TANOの「楽しみながら身体を動かす」という特徴は、高齢者だけに限られるものではないと考えています。
2026年2月には東浦町で子どもと高齢者が同じ空間でTANOを楽しむ多世代交流イベントを実施し、今回は親子へと対象を広げました。
さらに現在、豊丸産業とTANOTECH株式会社では、TANOを活用した体験型デジタル紙芝居「たのしばい」を共同開発しています。「たのしばい」は、参加者が身体を動かしながら物語に参加する体験型コンテンツで、子ども、高齢者、障がいのある方など、年齢や属性を越えて同じ体験を共有できることを目指しています。
「たのしばい」は、2026年10月開催のH.C.R.2026(国際福祉機器展)で参考出展予定です。
豊丸産業は今後も、高齢者福祉で培ってきた経験を基盤に、子ども、親子、多世代交流、地域コミュニティへと「楽しさ×身体活動」の活用領域を広げていきます。
■イベント概要
開催日:2026年9月11日
会場 :学校法人 名古屋龍谷学園 西別院幼稚園
参加者: 園児35名、保護者19名 計54名
塗り絵制作:園児42名・42作品
キャラクター制作:保護者8名
イベント企画:南山大学 経済学部経済学科2年 小野詩織さん
インターン期間:2026年6月~9月
サポート:株式会社好生館プロジェクト
使用機器:TANO
会社概要
会社名:豊丸産業株式会社
所在地:愛知県名古屋市中村区長戸井町3丁目12番地
代表者:代表取締役社長 永野光容
設立:1960年
事業内容:福祉用機器の設計・開発・製造および販売/不動産の仲介・管理および賃貸
公式サイト:https://be-selfish.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/@toyomarumirai1464
URL:https://www.youtube.com/@toyomarumirai1464
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