全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、BS12スペシャル「水俣アイデンティティ ~70年目の記憶と継承~」を10月18日(日)よる9時00分~放送いたします。
1.番組内容
水俣病の公式確認から70年。今も水俣病とともに生きる人々がいる。山の恵みを受け、自給自足で暮らす水俣病患者。障がいと差別を乗り越え、語り部として活動する人。写真を通して水俣の記憶を残そうとする写真家たち。そして、水俣という地名に根付く偏見や風評の壁に挑み、農業を通じて未来を切り拓く人々がいる。さらに、水俣出身であることに誇りを持ち、「水俣の海が育ててくれた」と語る、パドルスポーツの学生チャンピオン。過去の悲劇をふり返るだけではない。水俣という地名を背負い、いまを生きるそんなひとりひとりの視点から、未来に向けて水俣は、何を受け継ぎ、何を残そうとしているのか。
白黒の写真で刻まれた水俣の記憶に、いま新たな色彩が重なり始めている。
■語り:宮崎美子
■番組HP:https://www.twellv.co.jp/program/documentary/bs12-sp/archive-bs12-sp/bs12-sp_17/
2.放送時間
2026年10月18日(日)よる9時00分~
3.宮崎美子さんプロフィール
熊本県出身。1980年に「週刊朝日」の表紙モデルに起用された後、ミノルタカメラのCMに出演。同年ドラマ「元気です!」(TBS)の主演で俳優デビュー。以降、映画、ドラマ、舞台、クイズ番組などで幅広く活動する。映画『雨あがる』(00)で日本アカデミー優秀主演女優賞、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。近年の主な出演作に、連続テレビ小説「おむすび」(NHK)「介護スナックベルサイユ」(東海テレビ)「しあわせは食べて寝て待て」(NHK)など。「くりぃむクイズ ミラクル9」(テレビ朝日)「週刊山崎くん」(RKK熊本放送)レギュラー出演中。
4.宮崎美子さんコメント
水俣病とどう向き合えばよいのか、とても難しいテーマです。
熊本出身ということもあり、オファーをいただいたときは、「ぜひやりたい」という気持ちと同時に、少し躊躇もありました。それでも、絶対に忘れてはいけない場所であり問題だと思いながら、ナレーションに臨みました。
特に心に残ったのは、胎児性水俣病の患者である永本賢二さんが、亡くなったお父様に「お父さん、水俣病はまだ続いているよ」と語りかける場面です。お父様はチッソで働くことを誇りに思いながらも、息子の水俣病を認めてもらうために掛け合われた方。賢二さんは、水俣病になってよかったわけではないけれど、多くの出会いがあったこと、そしてそれを自分の心だけに留めず伝えなければならないこと、同じことを繰り返してほしくない、子どもを巻き込んではいけないという思いを語ります。その姿に「水俣アイデンティティ」が重なり、同じ時代を生きてきた私たちも、どう伝えていけるのかを問われているように感じました。
水俣病は、今も続いている問題です。同時に、患者さんも地元の方々も長い年月をかけて困難を乗り越え、前へ進んできました。その歩みを感じ取っていただけるよう、ナレーションを吹き込ませていただきました。ぜひご覧ください。
■BS12 トゥエルビについて■
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