ワクワクニュース

がんとコロナで「死ぬ寸前まで行った」米俳優、復帰できると思っていなかった

2024-07-15 09:33:00
サムネイル画像
映画「ビッグ・リボウスキ」などで知られるジェフ・ブリッジズ(74歳)は、がんとの闘病中、仕事に復帰できるとは思っていなかったという。 2021年に非ホジキンリンパ腫の治療中、コロナに感染して死にかけたジェフは、主演ドラマ「ザ・オールドマン~元CIAの葛藤」の撮影再開に不安を抱いていたものの、実際は特に困難もなかったそうだ。 ジェフはピープル誌にこう語る。 「『自分は戻らない。戻れはしない』と思っていたよ」 「番組に戻る際は、皆が自分の体調を気遣ってくれた」 「でも大変だったという記憶はない。復帰後の戦闘シーンでも特に動揺した覚えもないし」 一方で共演者のジョン・リスゴー(78歳)は、撮影現場についてこう振り返った。 「最初は、全員彼(ジェフ)を見張る必要があった」 「でも本人はとてもリラックスしていたんだ。最初は気を遣って緊張していた皆も安心していた」 そして周囲のサポートに感謝しているとしてジェフはこう続けた。 「ただ自分のベストを尽くす。それだけさ。俳優同士が一緒に仕事をするのは素晴らしいことなんだ。お互いに気を配っていてね」 そんなジェフは以前ピープル誌のインタビューで、自身の臨死体験を「奇妙な夢のようだった」として、「死ぬ寸前まで行った。医師はこう言い続けたよ。『ジェフ、君は闘わなくてはいけない。闘っていないじゃないか』って。私は降参モードだった。もう覚悟はできていた。死ぬ運命とダンスしていたんだ」と話していた。 また化学療法でコロナにかかりやすくなっていたとして、「私には防御手段がなかった。化学療法のせいさ。免疫系を全て奪ってしまうんだ」と続けていた。