トム・クルーズがパリ五輪閉会式で“重要な役割”、映像の一部は収録済みと報道

トム・クルーズがパリ五輪を締めくくる壮大なスタントに参加する。「ミッション：インポッシブル」シリーズなどで知られるトムは、2028年大会の旗をロサンゼルスに渡す8月11日の閉会式で重要な役割を果たすと報じられており、すでに映像スペクタクルの一部を収録済みだという。 情報筋が米ゴシップサイト・TMZに語ったところによると、トムがスタッド・ド・フランスの最上部からオリンピック公式旗を持ちながら降下して同スタジアムのフィールドに着地、その後、事前録画した映像に切り替わり、最初の2分間はトムがアメリカまで飛行機で渡り、スカイダイビングしながらハリウッドサインに降りてくる姿を見せているという。 そしてトムが、次のオリンピック開催地であるロサンゼルス市内を回り、自転車選手、バレーボール選手、スケートボーダーなど他のオリンピック選手に旗を手渡すという流れになっている。 ハリウッド・リポーターによると、初期の計画では、ウィル・ロジャース・ステート・ビーチで大規模なパーティを開き、オリンピック旗を手渡すことになっていたが、パシフィック・コースト・ハイウェイが長時間閉鎖されることに対する警察の懸念と、カリフォルニア州沿岸委員会から必要な許可を得ることに関する課題があったため、見送られたそうだ。 フランス側のスタントの詳細はまだ調整中であり、トムの代わりにスタントダブルが使われる可能性もある。 トムは、このスペクタクルの原動力となり、パリとロサンゼルスの大会を一緒に盛り上げるために一連のスタントを行うことを国際オリンピック委員会に自ら持ちかけたと言われている。 そんなトムは2004年には、アテネオリンピックを前にした世界的な聖火リレーの一環として、ロサンゼルスで聖火ランナーを務めていた。