評論家の山田五郎氏が原発不明がん公表、ぎっくり腰かと思ったら「がんだった」
2024-10-04 21:29:00
評論家の山田五郎氏(65歳)が10月4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「山田五郎から皆さまへのご報告」と題する動画で、原発不明がん(ステージ4b)を公表した。
山田氏はこの日、「視聴者の皆さんから、いろいろ私の腰のこととか、体調のこととか、ご心配いただいてですね。あんまりいい話じゃないから、黙ってようかと思ったんですけど、いったいどうなっているんだみたいにね、ご心配かけるのも何なんで。一応、病状をご報告しておこうと思った」と説明し、「腰が…ぎっくり腰やっちゃって…みたいなこと言ってたじゃないですか。あれが、ぎっくりじゃなかったんですよ。ぎっくりじゃなくて、がんだったんですよ」と報告。
そして「がんが骨に転移してて、腰椎が圧迫骨折起こしてたんですよ。痛かったはずなんですよ。痛いわけだよって感じなんですよね」「腰痛い、腰痛いって言ってた時期にちょうど人間ドックがあって。人間ドックでエコーやったら『肝臓がえらいことになってる』って。5か月前は何にもなかった。5か月前は何にもなかった肝臓をMRI撮ったら、もうパチンコ玉ぶちまけたみたいにがんができてて。それがリンパにも転移してるわ、骨もあちこち転移してるわ…そんな状況だったんですよ。当然そんな状況だからもうステージ4bとか。手術もできないってことで」と語る。
続けて「化学治療するしかないんだけど、がんの化学治療って、原発って言って、もともとのがんがどこでできたかがわかんないと治療の方針が決められないんだって。肝臓はいっぱいできてるんだけど、肝臓が原発じゃないと。どっかから転移してきてると。最初はさ、腫瘍マーカーとかで、すい臓がんになったとき上がる数値が上がってたから、すい臓が怪しいとかさ、胆嚢が怪しいとか、要するにいわゆる“肝・すい・胆”だよね。あそこらへんが怪しいって話だったんだけど、そこいくら調べても…ないんだよ、がんが。肝臓のがんの組織取って生検っていういろいろ検査やったんだけど、幹細胞に近いままの状態で増えてるからどこから来た可能性もあるっていうわけ。どこが原発であっても不思議じゃない状態」だったという。
そのため「2回くらい入院もして、ありとあらゆる検査やったんですよ。上からも下からもさ、消化器も全部やって。(乳がん検査の)マンモグラフィもやって。一番しんどかったのは逆行性尿路造影ってやつでさ。(尿道を)腎臓まで管入れて。どの検査やってもさ…見つからない。そのときが一番辛かったよね。なにしろさ、普通はがん見つからなくて良かったねって話なんだけどさ、今回に限ってはここにもない、ここにもないっていう話になっちゃうから、喜べないじゃん」と、考え得るすべての検査をやったが、結果は「わかんない。原発不明がんっていう診断がついて。しばらく前から抗がん剤治療やってる」と語った。