千原ジュニア、心理学者考案の「詐欺被害リスクチェックリスト」試した結果…
2024-10-22 15:56:00
タレントの千原ジュニア(50歳)が、10月20日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。心理学者考案の「詐欺被害リスクチェックリスト」を試した結果…「なんか『普通の人間』『凡人』と言われているようなチェックリストやったなぁ(笑)」と頭をかいた。
番組は今回、大分県内で特殊詐欺やロマンス詐欺が急増したことを受けて、県警が「非常事態」との認識を示したとの話題をピックアップ。10月に入り、大分県では特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺が計46件発生し、わずか2週間で3億円以上の被害額に。警察官や検察を名乗る人物からの詐欺電話や、銀行員がロマンス詐欺を未然に防いだ客からの相談内容を紹介した。
自宅の庭の植え込みの根元に現金約2200万円を置くように指示されたケースや、1度も会ったことのない相手から結婚をほのめかされて金銭を騙し取られる被害を伝えると、番組MCを務める千原ジュニアは「第三者の目線では、『なんで騙されるの?』としか思えない内容なんですけど…。上手なやり取りがあるんでしょうね」と唖然。
明星大学心理学部の藤井靖教授は「人は訳の分からない話を長時間かけてずっと聞かされると、思考停止してしまう。だからこそ、法外な話の方が信じさせやすい。ロマンス詐欺の場合は、思考停止させられている上に、顔が見えないからこそ期待して、良い方になびいてしまうことがあると思う」と解説した。
また、藤井教授が考案した「詐欺被害リスクのチェックリスト」を公開。「ファミレスのメニューで迷ったことがない」「メッセージには即レスか、既読をつけたらすぐ返す」など全6問が出題されると、出演者たちの回答を見渡したジュニアは「俺も含めて、スタジオのメンバー全員がファミレスでメニューを迷ってるんやなぁ(笑)」と、全員がチェックをつけていないことを発見してニヤリ。
これに、藤井教授は「詐欺被害に遭わないという点では、メニューに迷った方がいいです」と解説。続けて「このリストにチェックがついている数が多いほど、騙されやすい傾向にあります。騙す人間は即決を迫るので、すぐ決断をしたり、コミュニケーションを取ったりしまう人ほど騙されやすい」と説明した。
そんなリストでは、ジュニアは6つ中4つの項目にチェック。この結果に「なんか『普通の人間』『凡人』と言われているようなチェックリストやったなぁ(笑)」と頭をかいた。
さらに、ジュニアは「大事な決断をする時に、相談せずに自分で決められる」という項目に着目。その上で「脳みそは1つよりも、2つ、3つの方が良いということか!」と納得の表情を浮かべた。