グラミー賞を2度受賞、“フランク・シナトラの後継者”が死去
2024-10-26 05:45:00
「素晴らしき恋人たち」などのヒット曲で知られたジャック・ジョーンズが死去した。86歳だった。グラミー賞2度受賞という輝かしい経歴を持つジャックの訃報を、10月23日、遺族がハリウッド・レポーターを通して発表した。
白血病を患っていたジャックは、2年間の闘病の末、カリフォルニア州ランチョ・ミラージュの病院で息を引き取ったという。
俳優の両親のもと、1938年にロサンゼルスで生まれたジャックは、1959年にラスベガスのホテルで初めてステージに立ち、1961年発売の「あめん棒とバラ」で最初のグラミー賞、バート・バカラックが書いた「素晴らしき恋人たち」で2度目のグラミー賞に輝いた。かつてフランク・シナトラの後継者と言われ、「見果てぬ夢」などの60年代初期のヒット曲、さらにドラマ「ラブ・ボート」のテーマ曲でも知られる。
また、60年代から70年代にかけて様々なバラエティ番組に出演したジャックは、映画の世界でも活躍。「フライングハイ2/危険がいっぱい月への旅」や「アメリカン・ハッスル」に出演した。