安藤サクラ、“宇宙人ジョーンズ”との共演に「ハッとしますね。すごく震える」

女優の安藤サクラ（38歳）が、サントリーコーヒー「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」のCM「地球調査シリーズ」最新作に出演。11月1日より、「宇宙人ジョーンズ・ある日のカフェ」篇、「宇宙人ジョーンズ・ある日のおつかい」篇の放映を開始する。 とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。ジョーンズと先輩社員の安藤サクラがコンビを組む新CMは、「（カフェもいいけど）行かなきゃダメ？」というコピーのもと、仕事中に立ち寄ったカフェを舞台に描く「ある日のカフェ」篇、打ち合わせに臨む安藤から急きょカフェラテの買い出しを頼まれたジョーンズの姿を描く「ある日のおつかい」篇の2本立てで展開する。 「カフェの甘くないカフェラテもいいけれど、手軽に購入でき、持ち運びしやすい『甘くないイタリアーノ』もいいかもしれない」ということを、2人の微笑ましい掛け合いを通じて訴求する内容だ。 日米を代表する実力派コンビによる見応えたっぷりの演技合戦は注目のポイント。さらには、ジョーンズが発揮する強大な宇宙人パワーと、その威力の凄さを表現した、安藤のワイヤーアクションをはじめとするダイナミックな演出、先輩の指示に献身的に応えるジョーンズの奮闘ぶりなど、見どころ満載のCMに仕上がっている。 今回で通算3度目の共演となる安藤とジョーンズ。「ある日のカフェ」篇の冒頭、並んで歩くシーンでは、ファーストテイクから息の合ったやり取りを披露し、あっという間にOKを獲得すると、続くカフェのシーンではカメラのセッティング中、ジョーンズの問いかけに安藤がうなずいた後、お互いに顔を見合わせて微笑むなど、すっかり打ち解け合った様子がうかがえた。 宇宙人ジョーンズの超能力によって、安藤が空中に浮き上がるシーンは、ワイヤーアクション用のハーネスを装着して撮影。安藤はスタッフによるテストの様子を間近で確認した後、まずは低い位置から徐々に体を慣らしながら、一連のアクションやタイミング、上下動のスピード感などを体得。満を持して臨んだ本番は、プレイバックを確認した安藤が「あははは、漫画みたい」と笑みを浮かべるベストショットとなった。 撮影後のインタビューで安藤は「ボスのCMは3回目の出演ですが、毎回ジョーンズさんは私の部下の役なんですよ。最初の役柄は、役者として見つけたけどうまくいかず、最終的に違う部署のスタッフとして撮影に参加して、ジョーンズさんに対して『残念だったね』と言うような、少し上から目線の役でした。今回も、私の直属の部下という設定は変わらずで、いつもそのシチュエーションが不思議で面白いなと思いました」と語る。 また、“ジョーンズの先輩”を演じて「今回は背中をぽんっと叩くシーンがあったんですけど、本番前『背中を触ってもいいですか？』と聞いたら、『いくらでも触って大丈夫だよ』と言ってくださって。まさかのジョーンズさんと触れ合っているという気持ちではあるんですけど、緊張感がありながらも、楽しませていただきました。実はジョーンズさんが出ている映画のポスターを家に飾っていて、毎日見ているんですよ。でも、そのことを伝える勇気がありません（笑）。お芝居をしている最中、ふいに『あ、私、トミー・リー・ジョーンズと芝居してる！』と思う時があって、ハッとしますね。すごく震えるというか。ただ、そういう圧を感じさせずに接してくださるので、今回もたぶん家に帰ってポスターを見た時、『はぁ～』というふうになるんじゃないかなと思います」と語った。