イマドキ男子小学生が「クリスマスに欲しかったモノ」、ニンテンドースイッチ抑えた1位は？

小学館のコロコロコミック研究所は、コロコロ読者を対象に実施したアンケートをもとに、イマドキ男子小学生に聞いた「2024年のクリスマスに欲しかったプレゼントランキング」を発表した。　　 今回のランキングは、「コロコロコミック」2024年12月号に掲載した読者アンケートの中から、イマドキの男子小学生が2024年を振り返り、本当に欲しいモノが集まった「クリスマス」や「クリスマスプレゼント」に関する調査結果をまとめたもの。アンケートは2024年11月15日～12月13日の期間に実施した。 まず、「クリスマスに楽しみにしていること」についてたずねたところ、「プレゼントをもらう」（91.8％）にダントツで多くの回答が集まった。クリスマスは、誕生日と並ぶゲームやオモチャを買ってもらえるチャンス、その絶好機に期待をかけていた男子小学生は多いようだ。 以下、「ケーキを食べる」（12.7％）、「食事をする」（10.7％）と続き、クリスマスならではのスイーツや料理を楽しみにしていた子も少なくない。また、「その他」と回答した小学生からは「友達と遊ぶ」「家族みんなで楽しく過ごす」「親戚と会う」「祖父母の家に行く」といったコメントが寄せられており、大切な人と過ごす時間に価値を感じている子も一定数いることがわかった。 次に、「クリスマスプレゼントで欲しいモノ」を聞くと、1位は次世代ベーゴマ玩具「ベイブレードX」（9.9％）に。「ベイブレードX」は、「コロコロコミック」2024年8月号で行った「友達との会話でよく使う『流行語』」に関するアンケート調査においても、3位にランクインしている。このことからも、イマドキの男子小学生の頭の中は「ベイブレードX」でいっぱいなのかもしれない。 次いで、2位が「Nintendo Switch・Lite・有機EL」（6.6％）、3位が「ゲームソフト」（6.0％）、4位が「ポケモンカードゲーム」（4.5％）、5位が「デュエル・マスターズカード」（3.6％）という結果になり、コンピューターゲームやカードゲームも、子どもたちにとって大きな関心事であることがうかがえた。 なお、少数ではあったが、「お金」（0.5％）、「課金カード」（0.2％）、「財布」（0.1％）、「貯金箱」（0.1％）など、お金を収納する道具やお金そのものを欲する小学生も見受けられた。 最後に、「一番記憶に残っているクリスマスのエピソードは？」と質問。その結果、「サンタさんにプレゼントをもらった」（11.1％）が最多となり、加えて「サンタさんにお菓子（クッキー）を用意したら食べてくれた・翌朝なくなっていた」（2.9％）、「小さい時にサンタさんが手紙をくれた・サンタさんから手紙をもらった」（2.2％）など、サンタさんとのやり取りが印象的だったという子が多くいた。 また、「ケーキを食べた・美味しかった」（3.0％）、「チキンを食べた・美味しかった」（1.4％）など、クリスマスらしい食事の思い出を挙げた子も。そのほか、「小さい頃のクリスマスの動画が撮られていた」（0.1％）や「寝起きに動画を撮ってもらいながら（プレゼントを）開けた」（0.1％）など、家族に動画を撮影してもらっている子もいた。 こうした結果に、コロコロコミック研究所の小林浩一所長は「クリスマスの朝、目を覚ますとプレゼントが届いている――そんな特別な体験を楽しみにしている読者の皆さんが多いことが、今回のアンケートから改めて分かりました。注目のクリスマスプレゼントランキングでは、『ベイブレードX』が1位に輝きました。このホビーの魅力は、1人で集中して遊ぶことができるだけでなく、家族や友達と対戦を通じて楽しさを共有できる点にあります。こうした広がりが、強い人気につながっているのでしょう」とコメントしている。