タイタンがオンラインカジノ内部調査の結果公表、“4名利用発覚”で謝罪
2025-03-01 18:00:00
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芸能事務所のタイタンは3月1日、オンラインカジノ問題について内部調査を実施したところ、内部に4名のオンラインカジノ利用が発覚したことを明かし、謝罪した。
公式サイトに掲載された「ご報告とお詫び」では、まず、「この度、オンラインカジノの利用が間題視されていることを受け、当社においても弁護士に対して内部調査(聴取対象者106名)の実施を委託しましたところ、誠に遺憾ながら、当社内部の者の中にオンラインカジノを利用したことがある者が4名いることが発覚いたしました」と報告。
そして「これまで違法なギャンブルに対する社内教育というものを十分に行わず、それにより該当者が出てしまいましたことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「当社としては今回の事態を非常に重く受け止め、二度と同様の不祥事を起こさぬようにするため、今後はコンプライアンス意識の向上を目的として、全ての従業員及びタレントに対して弁護士等の外部の専門家を招いた研修の定期的な受講を義務付けるとともに、自身の行為が法的に問題がないか否かについて気軽に相談できる窓口を設置するなど、再発防止に向けた取組を可及的速やかに行って参ります」と、今後の方針を明かした。
また、該当する4名については「該当者と仕事上関係性のある皆様には本年2月21日までにご報告及びその後の対応についての協議を終えさせて頂いておりますが、当該協議の中で、該当者に対する特別更生プログラム(弁護士によるマンツーマンでの研修受講など)の実施と、当社とは関係性のない外部弁護士を同伴させたうえでの捜査機関に対する任意出頭及び事情説明を行うことを固くお約束申し上げた次第ですので、当社としては、引き続き、当該約束について誠実に遵守していく所存です」とし、「該当者の実名による公表に関しましては、該当者の年齢、ギャンブル依存の程度、犯行態様の悪質性の程度、捜査機関に対する予断排除の必要性、内部調査の実効性確保の観点等を総合的に考慮し、弁護士等の専門家とも協議、相談のうえで現時点での公表は差し控えるべきとの判断に至りました」と、公表しないという。