公判中のディディ“バラク・オバマ元大統領の形”の錠剤摂取、元秘書が証言
2025-05-22 04:08:01

ショーン・“ディディ”・コムズ(55歳)が、“バラク・オバマ氏の形”の錠剤を摂取したとされている。
現在ニューヨークで性売買、恐喝陰謀、売春のための輸送を含む容疑で公判中のディディは、その全てを否定しているところだが、5月20日に薬物疑惑に関する審理が行われた。
ディディの元個人秘書デヴィッド・ジェームズ氏は、キャリア全盛期にディディが、オバマ氏の形の錠剤をはじめ薬物の入ったルイ・ヴィトンのポーチを常に携帯していたと証言した。
「いろいろな錠剤がありましたが、一つは元大統領の顔の形をしていました。オバマの形をしたエクスタシーの錠剤です」
2007年から2009年までディディの元で働いていたジェームズ氏。その仕事内容には旅行や処方箋にも使われていた「フランク・ブラック」という偽名でホテルの部屋を予約することも含まれていたという。今回ジェームズ氏はディディの部屋にアップルソース、ジェロー(フルーツゼリーの素)、フィジーウォーター、シロックウォッカをストックしていたと証言していた。
さらに、トイレタリーバッグ(※元恋人キャシー・ベンチュラとドーン・リチャードは「メディバッグ」と呼称)の中にはバイアグラ、パーコセット(オピオイド系鎮痛剤)、減量薬、利尿剤、「精子増強」の錠剤が入っていたとジェームズ氏は話し、「彼は毎日薬を飲んでいました」と続けた。そして時折自身もパーティーに参加したことを認め、シロックを飲みエクスタシーを服用した体験について、「ディディ・ボッピング」と表現していた。
先週の公判ではディディと10年間交際していたキャシーが、「フランク・ブラック」という偽名は、ディディが大量のドラッグを使った(売春婦の雇用と強要が関与しているとされる)セックスマラソンの際に使っていた名前と証言していた。何年もの間、毎週のように、このようなパーティーへの参加を強要されたとしたキャシー。1回のセッションで最高10本のベビーオイルを使用したと証言してもいた。