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絶好調のカブス・鈴木誠也選手、開幕前「進化したい。無敵になりたい」と言っていた

2025-06-05 10:28:00
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元プロ野球選手の杉谷拳士(34歳)が、6月1日に放送されたスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(ABEMA)に出演。カブス・鈴木誠也選手(30歳)の“好調の秘訣”について語った。 番組は今回、ナ・リーグトップの52打点を記録している(※放送日現在)カブス・鈴木誠也選手の“好調の秘訣”に迫った。 4月2日のアスレチックス戦で、鈴木選手がバックスクリーンに運んだ2号ホームランを杉谷は「進化が見えた」とした上で、「手首の使い方が凄まじいんですよ」と着目。そして「昨シーズンまではボールにインパクトしてから手首が返るまでが少し早かった。でも、今シーズンは手首を返さずにそのまま打つことによって、打球を強く押し込めている。それがデータにも表れていて、長打率が昨季.482から今季は.569と、ものスゴく変わっている」と解説した。 さらに、春季キャンプ中に杉谷が鈴木選手へ直接取材したことを振り返り、「バッティング練習を見た時点で変化があったので、『なんで手首変えたの?』と聞いたら、『去年以上に今年は進化したいんです。無敵になりたい』とのことだった」と明かした。 また、鈴木選手の新たな打撃手法について、杉谷は「これがトレンドでもある。大谷翔平選手やアーロン・ジャッジ選手もこの打ち方をしている」と言及。これに、進行を務めるABEMAの西澤由夏アナが「鈴木選手と大谷選手の打ち方が一緒ってことですか?」と質問すると、杉谷は「大谷選手はリーチが長いので、それをうまく使った打ち方をするけど、鈴木選手は自分の近くで“操作性”のある打ち方をしている。鈴木選手の方がもっと力が伝わる打ち方をしている」と返した。 さらには日本球界にもこのトレンドが入りつつあることを語り、「北海道日本ハムファイターズの万波中正選手はドリル練習をやっている」と伝えた。