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“冷水シャワー”浴びないで、「健康に悪影響」と専門家が警告

2025-06-26 02:52:00
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“冷水シャワー”に、健康障害の可能性があるようだ。あまりにも冷たい水が身体にかかった場合、皮膚表面の血管が細くなり、血流が悪くなることがあるとして、冷水シャワーを浴びないよう専門家が警告している。 15度以下の水でシャワーを浴びた場合、稀ではあるものの血管が急激に収縮し、血圧が上がる可能性があり、ぬるま湯のシャワーに比べて皮脂や細菌を除去、分解する効果もないため、黒ずみやニキビもできやすくなるという。一方で暑い日に熱いシャワーを浴びることも注意が必要だそうだ。 英ランカスター大学の解剖学専門、アダム・テイラー教授は26~27度のシャワーもしくは湯舟に入ることを勧めている。 「暑い外に出た後、すぐに冷たいお風呂やシャワーに飛び込むのは肌には気持ちいいかもしれませんが、身体の芯の温度を下げるには必要ないことです」 「(冷水シャワーのような)寒さに晒されると皮膚付近の血管が収縮、その部分への血流が減少することとなります」 「要するに身体を冷やすという意味では、冷たいシャワーへ飛び込むことは皮膚の表面に流れる血液が少なるわけで、逆のことをしているのです」 「熱を逃がすのではなく、臓器やその周辺に熱を閉じ込めるということになります」 「身体を冷やす必要はない、熱を保存する必要があると騙していることになるのです」