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太った猫と犬“肥満治療の注射”受ける時代に? 開発・試験を実施中

2025-08-21 05:48:00
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猫と犬に“肥満治療の注射”が使用される可能性があるという。 ウゴービ(Wegovy)やマンジャロ(Mounjaro)といった肥満治療薬の獣医用のものの開発・試験が実施されており、ペットにインプラントを通じて投与されることになるという。 初期の臨床治試験では、抗肥満薬セマグルチドと類似した作用がある薬物エクセナチドの少量投与が、猫のカロリー摂取量と体重の減少に有効であることが判明。昨年の試験では猫5匹に実験用インプラント「OKV-119」を装着させ、84日間かけて薬を血液中に放出、分析の結果4匹の体脂肪率が5%以上減少した。 そして試験は製薬会社OkavaとVivaniとの提携により犬にも拡大、2028年までにペットに対して利用となる可能性があるという。 Okavaのマイケル・クロッツマンCEOはこう話す。 「飼い主が期待できることとしては、ペットが適切な量の食事を摂り、以前のように食べ物に執着しなくなることです。定期的な食事をし食べ物に興味は示すものの、過剰な要求、食べ物をあさる、ガツガツ食べるといった行動がなくなります」