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ビートルズ解散語「死人のようだった」、世界中が信じた“ポール死亡説”に本人が言及

2025-11-05 05:41:00
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ポール・マッカートニーは、ザ・ビートルズの解散後、「死人のようだった」という。 交通事故で死亡したという噂が広まる中、ポールは音楽活動を続ける気力を失いかけ、孤独を感じていたことが、新刊「ウィングス:ザストーリー・オブ・ア・バンド・オン・ザ・ラン」の中で明かされている。 今回の回顧録の中では、1966年から浮上した“ポールが実は死亡しており、そっくりさんが入れ替わっている”という「ポール死亡説」についても触れられ、こう綴っている。 「ザ・ビートルズが解散する頃、僕が死んでいるという最も奇妙な噂が出回り始めた。それ以前にもその噂は聞いたことがあったけど、1969年の秋、アメリカのDJによってさまた掘り起こされ、さらに噂が独り歩きして、世界中の何百万人もの人が、僕が本当に死んでいると信じてしまった」 しかし、今になって振り返ってみると、たしかに当時の自分は「死人のようだった」として、「法的な争いや個人的な揉め事の渦に飲み込まれ、エネルギーを吸い取られるような日々の中で、人生そのものを根本から立て直す必要があった元ビートルズのメンバーになるところの27歳の人間だった」と綴られている。 しかし、妻リンダと娘メアリーと共にスコットランドの農場に引っ越したことが、回復に役立ったと続けている。