“M-1王者”たくろう「M-1なかったらとうに終わってた可能性ある。救いの一手やった」
2025-12-29 08:31:00
漫才日本一を決める今年の「M-1グランプリ2025」で、第21代王者に輝いたお笑いコンビ・たくろうが、12月28日に放送されたドキュメンタリー番組「M-1グランプリ2025 アナザーストーリー」に出演。“新王者”としての率直な想いを語った。
エバース、たくろう、ドンデコルテの3組で行われた決勝の最終決戦、審査員9人中8人の票を集めて、史上最多となる1万1521組の頂点に立ったたくろう。「M-1グランプリ2025 アナザーストーリー」では、そんなたくろうへの密着のほか、“新王者”としての率直な想いが語られた。
その中で、ツッコミのきむらバンド(35歳)は「王者とかね、チャンピオンという肩書にまだまだ慣れてないんでね。どういう姿であるべきかとかも、正直全然ぼやけているんですけど」と話し、ボケの赤木裕(34歳)は「もう、ホンマにM-1なかったら、とうに終わってた可能性はあるんで、ホンマに“救いの一手”やったんで」とコメント。きむらバンドも「わかりやすいね」と頷く。
赤木は「もうこれで、“漫才師”として名乗れるなという、ようやく。ホンマに助かった…」と語り、きむらバンドも「M-1あって、助かったな(笑)」と笑った。
また、赤木は「なんか衣装とかも、安っぽすぎますもんね。改めてね…」と、きむらバンドから誕生日にもらった“塚本の商店街で77%オフだったシャツ”を10年ほど着ていると話し、「ちょっと、はい、もう一段。こうなったら、もう気引き締めて、もう一個ね、なんか…重厚感のあることやって…いやできないかぁ…」と自分にツッコミを入れた。