「エヴァンゲリオン」碇シンジ役・緒方恵美、庵野秀明監督との秘話語る
2026-01-15 16:17:00
声優・アーティストの緒方恵美が、1月9日に放送されたバラエティ番組「SHIBUYA ANIME BASE」(ABEMA)に出演。「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役を演じた際、“唯一の理解者”だったという庵野秀明監督との貴重なエピソードを披露した。
番組は今回、緒方が2025年12月に開催した年に一度のスペシャルライブに潜入し、独占インタビューを実施。両親がクラシック音楽家という環境で育ち、縁あってミュージカル俳優を志した緒方は、腰を痛めたことをきっかけに声優へと転身した。
1992年にアニメ「幽☆遊☆白書」の蔵馬役でデビューし、1994年には歌手活動を開始。1995年には「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役を演じ、キャリア最大の転機を迎える。
ライブでは「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング主題歌「残酷な天使のテーゼ」を披露。間奏では碇シンジの声によるパフォーマンスも行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。
演じる上での苦悩について緒方は「14歳の役を演じるためには、14歳の自分の感覚を失ってはいけないと思っていた」「それを続けることでしか、自分の価値はないと感じていた」と告白。そんな緒方の苦悩を唯一理解していたのが、庵野秀明監督だったという。
綾波レイを助けに行くシーンのアフレコ後、疲れ果てて床にへたり込んでしまった緒方のもとへ庵野監督が駆け寄り、「14歳の気持ちをずっと持ち続けてくれてありがとう。その姿勢があったから、この作品ができた」と声をかけてくれたそう。緒方は「庵野さんだけが気づいてくれて、その時はやってきてよかったと思いました」と当時を振り返った。
さらに「庵野監督は当時も今も“ライブ感”を大切にする人。『エヴァンゲリオン』は、関わったすべての人にとってのライブだった」と語る緒方。作品に懸けた想いや、庵野監督との深い絆が垣間見えるエピソードが赤裸々に明かされた。