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毎日放送のバラエティ番組にBPO「放送倫理違反があった」、業者の“仕込み”を放送

2025-04-24 21:45:00
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毎日放送は4月24日、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会に審議入りしていたバラエティ番組「ゼニガメ」の審議結果について説明し、「再発防止策を実行してまいります」としている。 「ゼニガメ」は、ナインティナイン・矢部浩之と、メッセンジャー・黒田有がメインを務める、“ゼニ”に関する話題を取り上げる関西のバラエティ番組。問題となったのは2024年7月17日放送分で、遺品整理や不用品買取などを行う業者に密着した際に、“金の延べ棒”の買取シーンが放送されたが、この“金の延べ棒”はいわゆる仕込みだったことが、視聴者からの指摘で発覚した。 今回、BPO放送倫理検証委員会は「放送倫理違反があった」とする意見書を公表。問題となった“金の延べ棒”の買取シーンについて、BPOは「取材先の業者による“仕込み”だった」とした上で、「基本的な事実確認などの取材が不十分であったと言わざるを得ない」と判断した。 これを受け、毎日放送は「こうしたご指摘を真摯に受け止め、今後の番組制作において事実確認の徹底など、引き続き再発防止策を実行してまいります。これからも視聴者の皆様に信頼され、楽しんで頂ける番組づくりに努めてまいります」としている。