ワクワクニュース

ヒップホップトリオの27歳メンバー、“テロ犯罪”に問われる

2025-05-24 02:43:00
サムネイル画像
北アイルランド出身のヒップホップトリオ、ニーキャップのメンバー、モ・カラ(27歳)が、テロ犯罪に問われている。 モ(本名リアム・オグ・オハンナ)は昨年11月にロンドンで開催されたライブで、イスラム教シーア派の武装組織ヒズボラを支持する旗を掲げたとして、ロンドン警視庁に告発された。 リアム・オハンナの名で起訴されたモは、6月18日に出廷予定で、同グループのインスタグラムにはこう声明が発表されている。 「俺たちはこの攻撃を否定し、自分たちを猛烈に弁護するだろう」 「これは政治的な取り締まりだ。気晴らしのカーニバルだ」 「ガザでは1万4000人の赤ん坊が餓死しかけていて、壁の向こう側には世界から送られた食糧が置かれている。そしてイギリスの体制はまたもや俺たちに注目だ」 「俺たちは歴史の正しい側にいる。お前たちは違う。法廷で闘おう。俺たちは勝つ」 ロンドン警視庁は最近、同グループが「アップ、ハマス。アップ、ヒズボラ」と発言したとされる昨年11月のライブの映像を査定していることを発表していた。 検察庁はハマスもヒズボラもイギリスでは禁止されているとして、どちらへの支持の表明も犯罪であるとし告発を許可。一方、同グループはどちらの組織も支持をしたことなどないと否定していた。 また、観客に向かって「唯一の良い保守党は死んだ保守党だ。お前らの地元の国会議員を殺せ」と話したとされる動画について、同グループは文脈を無視して撮影されたものと非難。以前の声明でこう話していた。 「はっきり言っておくが、俺たちはハマスやヒスボラを支援していないし、したこともない」 「民間人への攻撃を俺たちはいつだって非難している。決して許されるものじゃないし、自分の国の歴史を踏まえて俺たちは誰よりもそれを理解している」 「そして、国会議員や個人に対して暴力を煽動しようとするいかなる示唆も拒否する。絶対にだ」 「意図的に文脈から切り離した映像が、まるで行動を促す呼びかけのように利用され、武器にされている」