ブラピ主演「F1/エフワン」、“Apple製作映画”として史上最高の興行収入記録
2025-07-11 06:04:00

ジョセフ・コシンスキー監督による新作「F1/エフワン」が、Apple製作映画として史上最高の興行収入を記録した。6月下旬の公開からわずか10日間で、世界興行収入2億9300万ドル(約428億円)を突破している。
Appleがバラエティ誌に発表した声明によると、本作はマーティン・スコセッシ監督の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(1億5800万ドル/約231億円)、リドリー・スコット監督の「ナポレオン」(2億2100万ドル/約323億円)を上回り、Apple映画の歴代最高記録を更新したという。
これまでAppleは5作品を劇場公開しており、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」や「ARGYLLE/アーガイル」は興行的に振るわなかった。
本作は、ブラッド・ピット演じる元F1ドライバーが引退後に現役復帰し、新人ドライバーを指導しながら、低迷するチームを再建する姿を描いた物語。製作費は2億5000万ドル(約365億円)、マーケティング費用は約1億ドル(約146億円)にのぼる。
「トップガン マーヴェリック」でも知られるコシンスキー監督は、実際のF1サーキットで没入型IMAXカメラを使用して撮影。IMAX上映だけで全世界6000万ドル(約87億円)の興行収入を記録し、映画全体の20%以上を占めている。